烏丸地下鉄南進工事(207-4)
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京都ニユース すすむ 烏丸地下鉄南進工事 京都市広報課 昭和56年、市民の足として開業した、地下鉄烏丸線。今、京都駅から伏見区竹田へ、3.6キロメートルに及ぶ南進工事が着々と進んでいます、九条、十条駅に続いて、十条竹田間に建設中の、くいな橋駅もほぼ完成。各駅にはエスカレーターとエレベーターを完備。試運転を待つばかりです。総面積69000平方メートルに渡る竹田車両基地。南進工事に伴い、新たに、三十両の新型車両が搬入されました。この新型車両は、全面の、ガラス窓を一つ増やし、ATS装置、無線装置などを備えています。 烏丸通りを南下してきた地下鉄は、鴨川を地下で横断したのち、地上に姿を現し、近鉄京都線、更に名神高速道路と交差する形で、竹田駅に滑り込みます。近鉄京都線と相互乗り入れする竹田駅では、外側二線が近鉄線、内側二線が地下鉄線となり、相互運転が行われます。京都の南と北を結ぶ、新しい交通大動脈、63年6月の開通を目指し、更に一歩前進しました。