山陰線高架きまる(198-4)
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「京都ニュース 山陰本線高架きまる(二条駅─花園駅) 京都市広報課」 国鉄山陰線高架・丹波口駅。京都駅─二条駅間の高架化はすでに昭和51年3月に完成。二条駅─花園駅間については、このほど、当面単線高架を前提として同意という国鉄の回答がありました。二条駅─花園駅間には12の踏切があり、これが原因で慢性的な交通渋滞を引き起こすほか、市民の都市活動を分断。生活に大きな障害となっています。京都市では早速工事にかかり、63年京都国体までに完成を目指しています。この部分が高架化すれば、中京区の生活環境は大きく変化。京都の発展に力強い弾みになるというものです。この二条駅舎は明治37年、山陰線の前身・京都鉄道会社が建てたもので、平安神宮を模した木造2階建て。国鉄の中では最も古い和風建築物。景観に調和した貴重な文化財の保存をとの声に応え、京都市では移転保存を検討することになりました。この高架計画によって御池通が貫通。東西交通の動脈が確保され、二条駅周辺が京都の新しい顔となるのも間近いことでしょう。 看板)たんばぐち 丹波口 TAMBAGUCHI (京都市下京区) ←にじょうNIJO KYOTOきょうと→ 看板)はなぞの 花園 HANAZONO (京都市右京区) ←さがSAGA NIJOにじょう→ 看板)二条駅 NIHO STATION