火事のないまちに(161-4)
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「京都ニュース 火事のないまちに 京都市広報課」 火事のないまちづくりを。依然として火災原因の上位を占めるタバコ火災。京都市消防局では、今年もタバコ火災の防止を重点目標として、街ぐるみ職場ぐるみで積極的に取り組んでいます。スローガンは「タバコ火災をなくすために 吸殻の確実な後始末」 環境音)タバコの温度は800度。えー、普通800度と申しますと... 市民の皆さんからタバコの火は小さいので軽く見てはいませんか。 環境音)...ですから簡単にタバコは消せますけども、火事を起こす要素が非常に多いと思います... タバコの火の温度は800度。木材に火のつく温度が450度ですから、タバコの火は危険がいっぱい。あっという間に大火災にもなりかねません。 環境音)...非常に多い、えー、実例ででございます。 環境音)おはようございます... タバコは灰皿のある場所で吸いましょう。灰皿には水を入れましょう。 環境音)...持って行ってもらうようになってるんですわ。一番の吸い殻入れ渡しますし、必ずこれあの現場で吸うてくださいよ。 環境音)わかりました。 歩きながらのタバコはやめましょう。作業しながらのタバコや、寝タバコはやめましょう。 環境音)ヤー、エイ。 タバコ火災をなくすためには、なんといっても喫煙者一人一人の防火に対する深い認識。安全な喫煙マナーを身に付けて初めて、目的が達せられるのです。ぽかぽかと心地よい春、野や山に出かけるハイキングシーズンの到来です。野山の緑を火災から守るため、一人一人が責任をもって火の後始末を確実にしましょう。わたくしたちの大切な命や財産を瞬く間に奪ってしまう恐ろしい火事。市民の皆さんのちょっとした注意で、無火災都市京都を実現していきたいものです。