京都のまちに福祉の風土を(139-1)
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「京都ニュース 京都のまちに福祉の風土を 京都市広報課」 京都市の身体障害者福祉展。体の不自由な人たちを取り巻く、さまざまな問題を市民みんなで考えようと開かれました。今、京都市では、福祉の風土づくりの運動を展開。全ての市民が安心して暮らせるよう、さまざまな施策を進めています。その第一歩は、体にハンディキャップを持つ人たちが心配なく歩ける街をつくること。横断歩道のスロープ化や点字ブロックの設置など、着々とその成果をあげています。でもこれだけではまだまだ不十分。公共施設やデパートなど、建物の内部にも改善が必要です。そこで、京都市では新しく、福祉のまちづくり建築物整備要綱を制定。入口のスロープ化、車いす用トイレの設置、階段には手すりと点字ブロックを設けること、そして車いす用の電話など、きめ細かな設備基準が決められています。街や建物の仕組みを変える一方、わたくしたち市民の心の美しさ、温かさも大切です。150万市民全てが、人間として、社会の主人公として暮らせるように。京都の街に福祉の風土を育てましょう。