京の冬の旅(138-1)
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「京都ニュース 京の冬の旅 京都市広報課」 しっかりと落ち着いた京の冬。この良さを十分味わってください。秘められた美を求めて、京の冬の旅は今年10回を数えました。今回は、ここ光悦寺や西本願寺、泉涌寺、高台寺など、みやびと侘びの2つのコース。いずれも日本独特の美の表現です。大徳寺塔頭・瑞峯院。石と苔、白い砂、飽くまで単純化され凝縮された庭。ここに禅の心、日本の心を読み取るのです。南禅寺金地院。素晴らしい建築や庭園、そして茶室。普段は公開されない数々の貴重な文化財が、訪れる人々を楽しませてくれます。きりっと寒い京の冬。でも、静かなその佇まいの中に、現代の慌ただしさを忘れさせてくれる、古都の心が生きているに違いありません。