南清掃工場第二工場完成(135-5)

「京都ニュース 南清掃工場第二工場完成 京都市広報課」 お腹いっぱいゴミを詰め込んだ自動車がやってきます。清掃工場。市内にある工場は、北、西、南の3か所。合わせて一日1700tものゴミが運ばれてきます。このトラックで850台分。ゴミ問題は、一日もおろそかにできない課題です。南清掃工場第二工場。一日600tのゴミを燃やすことができます。総工費40億5000万円と3年の歳月をかけて完成しました。この清掃工場の完成によって、ゴミ戦争の解決に一歩近づきました、と舩橋市長が挨拶。集められたゴミは、ここで回転ゲートへ。外とは完全に遮断。臭いも埃も大丈夫。このクレーン、一掴みで4tです。中央制御室。工場内のすべての作業はここでOK。炉の中の温度は、750℃から950℃にも上ります。ずらりと並んだ公害防止装置。燃え尽きたゴミは、水で冷やされたのち、埋め立て地へと向かうのです。清掃工場に初めて作られた試験室。市内の各清掃工場から持ち込まれた廃水の分析。そして、臭いや煙の調査など、いろいろな試験が行われるのです。横大路運動公園。ゴミの山も、今ではきれいなスポーツ広場。その広さ、10万m2。現代の怪獣、ゴミ。押し寄せるゴミの洪水。市民みんなでゴミ減らしを進めましょう。