水を治める(135-1)

京都ニュース 水を治める 京都市広報課 8月から9月にかけては台風シーズン。大雨による川の氾濫が心配です。京都市では、市内を流れる川や排水路からの浸水ゼロを目指して、計画的な水との闘いを続けています。川底をさらえて、堤防を直して、水のあふれるのを防ぐのです。こんなに立派な川に生まれ変わりました。昔と比べると、京都の水つきはずいぶん減っています。でも、まだまだ安心はできません。雨で水かさが増えると、大きな川の水位が上がって排水路や小さな川へ水が逆流するところがあります。こんなところにはポンプを付けて、強制的に水を戻すのです。このほど完成した伏見区の洛南ポンプ場と南区の川田川ポンプ場。これで市内のポンプ場は32か所。今年も浸水防除におよそ30億円を投入。京都市ではこのように治水事業10か年計画を立てて、140万京都市民を水の災害から守る仕事を進めているのです。