新しい京の交通体系(132-3)
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京都ニュース 新しい京の交通体系 京都市広報課 140万市民の住むまち、京都。今、この私たちのまちに、新しい交通体系をつくる槌音が響き渡っています。北山-竹田間11.2km、待望の地下鉄烏丸線工事は、起工式、地鎮祭を終えました。いよいよ本格的な掘削工事が始まるのです。開通は昭和53年度の予定。京都の中心を貫く、新しい市民の足です。 昭和47年に着工した国鉄山陰線高架工事は、もう7割が完成しています。区間は、京都駅から二条駅までのおよそ3.2km。京都市の都市計画事業として、総工費67億円が見込まれています。これで、四条通、五条通、七条通などの交通渋滞は一つ解決です。 鴨川に沿って走る京阪電鉄。こちらも8つの大通りと交差しています。電車が通ると、通りは車の数珠繋ぎ。このため、三条-七条間の地下鉄工事も、近く始められることになりました。完成予定は、昭和55年度。このように、京都の都市計画事業は、今、一歩一歩着実に進んでいます。鴨川のほとりから、美しく輝く北山の麓へ。三条-出町柳を結ぶ鴨東線建設のスタートも間近です。