嵯峨のおたいまつ-清涼寺-(51-2)

「京都ニュース 嵯峨のおたいまつ ―清涼寺― KYOTO NEWS」3月15日は釈尊入滅の日。この夜、洛西・嵯峨釈迦堂清凉寺で古式ゆかしい年中行事の1つ、お松明が行われました。8時、本堂で釈尊の遺徳をしのぶ法要と法話があり、そのあと、本堂前広場に建てられた6m余りの3本の大松明に、厳かに法要が行われ、広場いっぱいに詰めかけた善男善女の祈りのうちにいよいよ火がつけられます。この、3つの松明の燃え上がり具合から、今年の稲の豊作凶作を占うというものです。火をつけられた松明は、小雨模様の空にひときわ高く火の粉を吹き上げて、わずか4分ほどで燃え終わり、この燃え具合では今年は早稲・晩稲の出来がよいということでした