計量検査員の一日(99-2)
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「京都ニュース 計量検査員の一日 京都市広報課」上手なお買い物は、値札だけでなく、目方もしっかり見ることです。市の計量検査所。ものさし、はかり、ますなど、計量器と呼ばれるものが、正確か、使い方は正しいか、目を光らせているところです。準備OK、今日も定期検査に出かけます。お店やお医者さんの使うはかりは、年に1回、検査を受けなければなりません。経験豊かなタカハシさん。この仕事を始めて14年。トクダさんは、タカハシさんと組んで5年。合格したはかりには、刻印を打って、「合格」のラベルを貼ります。お店のはかりは、必ず受けてくださいね。定期検査が済むと、ガソリンスタンドの立入検査。タクシーやガス、水道のメーターも、正確かどうか、抜き打ちに調べます。自動車や家庭でよく使われている、プロパンガスの検査。ボンベの重さを確かめてから入れてくださいよ。計量だけでなく、はかりの正しい使い方も指導しています。奥さん、ちょっと失礼。ベテラン・タカハシさんの目は厳しい。抜き打ち検査のほかに、街のお店やデパートで実際に品物を買ってきて検査もします。公設市場には、自由に使っていただけるはかりが置いてあるのをご存じですか。「少し足りないのじゃないかしら?」、こんなときはどんどん利用してください。今年の秋には、市内のほとんどの市場に置かれることになっています。計量検査員は、こうして毎日、消費者の生活を守っているのです。