救急隊員の一日(95-4)
「京都ニュース 救急隊員の一日 京都市広報課」「はい...です。」「もしもし。」「はいはい。」「救急車お願いします。」「はい、救急車場所どうぞ。」「あの御池通のね、」「はい。」「西洞院の角なんです。」「どちら側ですか。」「あの、東北角です。」「東北角ね、」「はい。」「どんな事故でした。」「あの、自動車とね、」「はい。」「バイクが衝突したんです。」「ああそうですか。」「はい。」「けが人何人です。」「1人です。」「1人ね。」「はい。」「はい、わかりました。」「はい。」「中京、救急出動指令。中京区御池通西洞院東北角、交通事故。負傷者1名。」「中京区御池通西洞院東北角、交通事故。負傷者1名。おわり。」 サイレンの音 市民の命を守るため、10台の救急車と60人の救急隊員が、昼も夜も活動しています。中京消防署救急分隊長のカワモトさんもそのひとり。激しさを加える交通戦争。増え続ける交通事故。今年はすでに1万2000回も救急車が出動しています。帰ってきたカワモトさんは事故のあらましを報告。朝の8時半からあくる朝の交代まで、出動すること十数回。機械の点検や記録など、休む間もない24時間。お医者さんを交えて、最新の救急技術の研究にも熱が入ります。迅速な救急活動を目指して訓練に励むカワモトさん。今夜も出動して行く救急隊。事故を起こさないように、みんなで気をつけたいものです。「中京、救急出動指令。中京区堀川通四条北西角、交通。負傷者2名。中京区堀川通四条北西角、交通。負傷者2名。おわり。」 サイレンの音