食品衛生監視員の一日(94-4)
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「京都ニュース 食品衛生監視員の一日 京都市広報課」夜明けとともに始まる食品衛生監視員の仕事。食品衛生監視員は市民の健康を守って毎日38人が市内を回っています。下京保健所のクボさんもそのひとり。食中毒のよく起こる折詰弁当。料理は綺麗な手で願いますよ。易しいようで難しい手の洗い方、もっと消毒液をつけて。おいしそうなお弁当。ばい菌が付いていないか、ちょっと頂いて帰ります。悪い食品添加物は使っていませんか。まな板や包丁は滅菌したガーゼに拭き取って調べます。お皿やお茶碗は大丈夫?ちょっと油が残っているようですね。なんといっても直接扱う人の意識が大事と、従業員の講習も何回か開いています。市場の豆腐屋さん、食料品店、魚屋さんにも巡回指導。観光京都のお土産の検査も大切。登録票はありますか。忙しいところお邪魔しますがちょっと見せてください。持って帰った食べ物は保健所でまとめて検査。悪いものには警告や指導します。食べ物にあたったり、おかしいなあという時はいつでもご相談ください。新しく飲食店を開く方のご相談にも応じています。食べ物Gメン・クボさんの仕事は夜も待っています。せっかくお楽しみのところ、無粋なことですみません。京都市は市内から食中毒を出さないように食品衛生監視員の活動を通して市民の健康を守っています。市民のみなさんも気をつけて欲しいものです。