ホームヘルパーの一日(93-4)

「京都ニュース ホームヘルパーの一日 京都市広報課」ホームヘルパー。日本語で言うと家庭奉仕員。主に身寄りのないお年寄りのお宅を回ってお手伝いをしています。今市内で30人の奉仕員が活躍しています。その1人、東山区を担当しているカワギシさんはヘルパー5年のベテラン。週1回のこととて、することはいっぱい。お買い物も、少しでも安いものをと遠くまで足を延ばします。1人暮らしのおばあさんの愚痴を聞いてあげたり、相談に乗ったりするのも大切な仕事。このごろは物価が上がって暮らしにくくなってきましたねぇ。今年から身体障害者の家庭へも訪問することになりました。体の不自由な人達にとって、この世の中は人一倍暮らしにくいもの。手となり足となって。福祉事務所に帰って一日の仕事を話し合うヘルパーさんたち。ここでは所長さんの方が相談相手になっています。カワギシさんも一日の勤めが終わると、お孫さんの出迎える家庭へ。息子さんたちとの団らんのうちに一日が暮れていきます。今日も出かけるヘルパーさん。お年寄りや体の不自由な人達の為に、政府も市も、もっと力強く取り組むことが望まれています。市民の皆さんも一緒に考えていただきたいものです。