清潔なまちに(91-3)
-
「京都ニュース 清潔な街に。京都市広報課」毎日台所から出るゴミ。道にだしっぱなしのゴミ箱。道端に捨ててあるゴミ。市民の生活の向上と歩調を合わせて増えていくゴミ。京都市内で出されるゴミは1日になんと900t。最近消費生活が活発になってきたせいか、5年間でかるく2倍になっています。市内で集めたゴミは清掃工場で燃やされます。総工費13億円をかけて昨年10月完成した北部清掃工場は1日400tのゴミを処理しています。ひとつかみ3t。自動車2台分を炉の中へ。スイス製の特別の炉で900℃の熱を加えて完全に処理します。燃えカスをだすのも自動式。煙やガスは5万Vの電気で衛生的に処理されて綺麗な水蒸気となって出ていきます。操作は全てオートメーションで、人手がかからないのが自慢。夜も昼も休みなく働き続けます。このおかげで煙をもくもく出していた伏見清掃工場の古い炉は閉鎖されました。ゴミはまだまだ増えていきます。昭和45年完成を目指して右京区の大枝に近代的な清掃工場をつくる計画を進めています。今年の2月から週2回集めに回ることになりました。週2回どりでは毎週何曜日と何曜日というように集める日が決まっています。その日には忘れず面倒がらずにゴミをだしていただきたいものです。団地のアパートではこんな方法も使っています。ゴミ集めは雨の日も風の日も休みません。市民のみなさんの協力によって仕事ははかどるというもの。清潔な街を目指して今日もロードパッカーは出ていきます。