若がえる伝統産業(91-2)
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「京都ニュース 若がえる伝統産業 京都市広報課」社会に巣立つ若者たち。その若さを、新しさを、これからの仕事にぶつけて欲しいものです。この春中学校を卒業して仕事につく人はおよそ2000人。東山区のワダさんは京都の伝統産業の一つ、清水焼の窯元で働くことになりました。丹念に作られていく陶磁器。先輩に教わる彼女の目にはものを作る喜びに満ち満ちています。300年の歴史をもつ清水焼。ここ清水には2000人近い人が働いています。歴史と伝統を誇る清水焼も新しく生まれ変わろうとしています。山科に6万6000㎡の団地ができ、企業の体質改善に乗り出しています。いくつかの企業が費用を出し合って共同の施設を作ったり新しいやり方を考えたり。京都市経済局ではこの伝統産業を守るため積極的に取り組んでいます。時代を背負う若い人たちの養成や、技術面のアドバイス。さらに経営の近代化や、運転資金の貸し付けなどを行って企業全体が時代にあった新しい制度に発展するよう呼び掛けています。