第8回京都市民映画祭・省三賞、市川右太衛門、作品賞「宮本武蔵」主演男優賞・中村錦之助(3年連続)(55-5)

「京都1961年 第八回京都市民映画祭 京都市広報課」恒例の市民映画祭も今年で8回目を迎え、11月5日、京都会館第1ホールで華やかに行われました。普段、スクリーンでおなじみの各社スターたちが続々と来場。スターの素顔を一目でもと、楽屋口で待ち受けるファンの人波をかき分けて、控室に勢ぞろいしました。定刻の午後7時から表彰式に移り、まず、「宮本武蔵」で今年の最優秀映画賞を獲得した東映の山崎所長に、市長から賞状とブロンズ像が贈られました。また、監督賞は大映の田中徳三監督に、勝新太郎さんから手渡されました。マキノ省三賞は市川右太衛門さん、助演女優賞は丘さとみさん、助演男優賞は田宮二郎さんが、それぞれ獲得しました。さて、今年の主演男優賞は、3年連続して東映の中村錦之助さんに決まり、盛大なファンの声援に迎えられて賞を受けました。次いで、受賞者一同に花束の贈呈があり、お終いに「宮本武蔵」を鑑賞して、盛況裏に幕を閉じました。

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