史上最大の山鉾巡行(82-4)

「京都ニュース 史上最大の山鉾巡行 京都市広報課」今年の祇園祭山鉾巡行は、後祭を前祭に合わせて行うことになったため、その前夜の宵山も75万人という戦後最高の人出で賑わいました。鉾の上、浴衣姿の囃子方が熱演する祇園囃子が流れ、提灯がくっきり浮かび、お祭り気分は最高潮。明けて17日、先頭の長刀鉾が午前9時に四条烏丸を出発して、巡行はいよいよ本番。烏帽子・大紋・奉行姿の井上市長が巡行順位のくじ改め。28基の山鉾が延々1キロ半もの長い列を作って、史上最大の絵巻模様を繰り広げました。方向転換は、ちょっとしたスリル。御池通では、祇園囃子もテンポの速い戻り囃子。昨年までの巡行では、船鉾が一番最後でしたが、今年は後祭の山8基が続きます。梅雨明けのカンカン照りに加えて、人と熱気で祭り気分に沸きかえった一日でした。