新旧市長さんのバトンタッチ(80-1)

「京都ニュース 新旧市長さんのバトンタッチ 京都市広報課」16年の間、名市長として市民に親しまれた高山さんは、去る2月4日、めでたく任期を満了されました。市長として最後の決裁をする高山さん。この市長室から、全国に先駆けた名施策が次々と生み出されました。議事堂いっぱいに集まった幹部職員を前にして、汚職のない清潔な市政を誇りとしてこの伝統を永久に守り続けて欲しいとお別れの挨拶。蛍の光のマーチの中を、やがて正面玄関に現れた高山さんは、ベストを尽くした人の晴れ晴れとした表情。見送りの人たちの嵐のような拍手と万歳に送られて、大きく手を振りながら退庁して行きました。高山さん、本当にご苦労様でした。明けて5日には、井上新市長が初登庁。消防音楽隊は京都市歌の演奏でこれを迎えます。出迎えの人たちに大きく帽子を振りながら、庁内に力強い第一歩。報道陣のフラッシュを浴びて、市長の椅子にどっかりと腰をおろしました。議事堂に集まった幹部職員への第一声では、清潔で規律正しい市政、冗費の節約、市民サービスの徹底の3つのことを守るよう力強く要求しました。そのあと、市長室で高山さんとガッチリ握手。無事に事務の引継ぎを完了しました。バトンタッチを終えて一息つく暇もなく、初の記者会見へ。そして、これを皮切りに予算の編成・議会の開催・懸案事項の解決など、ぎっしり詰まったスケジュールによって忙しい新市長の第一日が始まったのです。

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