水泳シーズンひらく-こどもを水の事故から守ろう-(76-3)

「京都ニュース 水泳シーズンひらく -こどもを水の事故から守ろう- 京都市広報課」夏は河童の天国。しぶきを上げて飛び込む子どもたち。ところがこの水は、恐るべき悪魔の水でもあるわけです。この悪魔のため、毎年、数十人の痛ましい犠牲者を出しています。そこで、関係団体では、子どもたちを水の事故から守るため、いろいろな水難救助対策を練っています。京都市消防局では、救助ネットを考案しました。全市の水難事故の7割が発生している疏水用の救助用具として特につくられたもの。これは、今年から疏水方面に配置された、アクアラング。このアクアラングが出動するとなると、もう手遅れ。この救助隊のお世話にだけはなりたくないものです。西京極プールでも、水泳場の監視員を集めて水難救助の猛訓練。最新式の人工蘇生器も登場しました。救助法は監視員の必須科目とあって、講習生は懸命です。また、市内10ヵ所にある保健所も全市のプールの水質検査を行い、絶えず監視の目を光らせています。子どもは水の子、太陽の子。せっかくの楽しい夏休みを、安全で清潔な場所で、思い切り遊ばせてやりたいものです。

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