交通事故のないように(58-3)

「京都1962年 交通事故のないように 京都市広報課」日ごとに激増する自動車。道路の横断もなかなか容易ではなく命がけです。毎日の新聞には痛ましい交通事故の記事。救急車の出動も休む暇なく続けられ、不幸な事故者の救護に大わらわです。幼稚園に通うにも、婦交さんのお世話にならないと心配です。そこで幼稚園の子ども達は交通安全マスコットを作り、車の運転者に送ることを決め、可愛い手でマスコット作りです。運転手さん安全運転願います、僕たち私たちに気を付けてください、と願いを込めて。出来上がったマスコットは、子どもたちの代表が府警本部を訪ねて警ら交通部長に託しました。また一方子ども達は、マスコットを持って市内各所の十字路に立ち、運転者に直接、事故のないようにと手渡しました。この笑顔をいつ、どこででも、いつまでも忘れないように願いたいものです。