「京都1962年 ラッシュ対策に急行市電 京都市広報課」市交通局では、朝のラッシュの緩和を図り、輸送力を増強するため、去る3月27日から市電の急行運転を始めました。朝7時になると、すべての市電は急行の看板を取り付け、現在市内にある178停留場のうち81停留場はノ-ストップ。この急行運転は朝9時までの2時間で、日曜祝日は通常運転。この急行市電を走らせた結果、市電の平均時速は14.6キロとなり、およそ1割近く運転時間が短縮されました。この運転時間短縮によって出てきた電車を重点的に配車し、朝のラッシュ解消に役立っているわけです。勤めに急ぐ市民から喜ばれています。