京都市とパリを芸術で結ぶもう1つの催し、京都・パリ交歓陶芸展は、5月、この2つの都市で同時に開かれますが、京都からパリに送られる京都の陶芸家の作品は、2月3日から5日間、京都市美術館で公開されました。21人の代表作家が、腕によりをかけた作品およそ60点のうち、八木一夫氏の「土偶」。叶光夫氏の「印文盒」。三彩で彩った「流泑壺」。清水六兵衛氏の作品です。雲錦花筏のデザインも美しい、永楽善五郎氏の「手桶水指」。金銀で彩色した富本憲吉氏の作品、「大陶板」。こうした数々の代表作がパリに送られ、またパリからは伝統あるテーブル焼きとフランス現代作家の作品が、はるばる海を渡って、京都にお目見えするわけです。
