国立国際会館の地質調査始まる ―宝池―(48-1)
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「京都ニュース 国立国際会館の地質調査始まる ―宝池―」
国立国際会議場は、去る9月15日、閣議で京都市左京区宝ヶ池公園に建設されることに決定。建設省では着々準備を進めていますが、去る12月10日には建設省のサクライ営繕局長らが京都市役所を訪れ、市会議長、市助役、そのほか関係者と懇談、地元の協力を要請、そのあと、宝ヶ池を視察しました。14日からは、建設省近畿地方建設局の手で、ここの地質検査と測量が始まりました。これは、国際的な大会議場を建設するための準備工程で、地盤の状況をボーリングし、12月中に予備調査を終わることになっています。これで、交通に便利な、しかも美しい自然に恵まれた宝ヶ池公園は、ニューヨークの国連ビル、ジュネーブの国際会議場などと並んで、東洋の国際会議場としての第一歩を踏み出したことになります。