蹴上浄水場 拡張工事すすむ(42-1)

「京都ニュース 蹴上浄水場 拡張工事すすむ」
京都市の水の使用量は年々増えるばかりです。水道局では、一昨年から五カ年計画で、蹴上浄水場の拡張工事を急いでいますが、この工事は後ろの山をそっくり削るという大がかりなものです。トラック10万台分の土を取り除けた後に、沈殿池、ろ過池、配水池などを新しく作っていますが、いずれも最新式の設計です。これから暑さに向かって、夏のピークに水不足のないよう、今年の夏にはその一部を完成、排水を始めるため、突貫工事を進めています。この工事が全部完成するのは明後36年の予定で、完成の暁には、一日の排水能力も5割がた増え、これで水の心配はなくなります。今は工事のため山肌を現していますが、すっかり出来上がるとまた筒井(?)の名所(名勝?)をかねた美しい浄水場に返り、京都が誇る最大の浄水場としてお目見えすることになります。

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