「京都ニュース 市公葬でおくる 故伊沢博士」
京都市名誉市民、故伊沢爲吉博士の市公葬は、去る1月25日、岡崎の勧業館で厳かに行われました。式はまず、京響サロンアンサンブルの演奏するショパンの「葬送行進曲」が静かに式場を流れる中を、市長の先導で、故博士の位牌などが、遺族の手で式場に安置されました。去る31年11月、文化の日に、京都市名誉市民の表彰を受けられた、在りし日の伊沢博士です。博士の写真を前にして、高山市長も心からなる哀悼の言葉を述べ、最後に音大コーラスの合唱する挽歌の調べで市公葬の幕を閉じました。
