京都に国立国際会議場を(38-1)
-
-
「京都ニュース 京都に国立国際会議場を」
「京都へ国立国際会館を」と結成された建設促進委員会の第1回委員会が、2月15日、京都ホテルで開かれました。この日、東京から駆け付けた河野一郎氏はじめ、政界、財界、その他各界の委員が出席して会議が進められましたが、席上、河野氏は、政府に対し、京都に誘致するよう強調し、続いて永田雅一氏、小川半次氏ら各委員も、こもごも立って(?)所感を述べ、結局、委員会としては、第1候補地として、左京区松ヶ崎の宝池公園を推すことに決定。市側から、宝池の規模および建設想像図の説明があって、第1回委員会を終わりました。引き続き、一行は車を連ねて宝池を視察しました。この宝池公園は、都心から北へおよそ2キロ、面積はおよそ140ヘクタールで、去る25年以来、都市計画公園として整備を進めています。会館の建設予定地は、この公園東寄りの山上を切り開く計画です。一行は、四方の山々を一望に収める頂上に立って、東は比叡山から東山三十六峰、さらに市外から西山、北山への絶景に見とれ、どうやら候補地としての試験は合格といったところでした。