幸せをみんなに ―スター祭―(27-3)
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「京都ニュース 幸せをみんなに ―スター祭―」
松竹京都撮影所俳優部では、不幸な子供たちの慰安を計画中でしたが、関係方面の支援を得て、去る2月23日南座で松竹京都スター祭りが開かれました。高山市長も花道からこの趣旨に深く感謝する旨挨拶を行い、舞台はおなじみのスターたちの共演に移りました。二階桟敷に特別招待された収容施設の子どもたちも夢中で声援を送っています。「あー 江戸の空(?)」「おう、見損なっちゃあいけねぇよ」フィナーレでは、児童代表平安徳義会のハネダヒサミさんが謝辞を述べ、スターさんと固く握手を交わしました。また、26日昼、高田浩吉、伴淳三郎両氏は京都市役所に高山市長を訪れ、当日の収益(?)金を京都市児童収容施設へ寄付しました。