華々しく消防出初式(26-2)

「京都ニュース 華々しく消防出初式」
わたくし達の京都を火災から守る京都消防昭和33年消防出初式は、去る1月11日二条城前広場で、午前9時30分から行われました。この日、出動の消防車は74台、職員725名、消防団員1500名の多きにのぼり、高山市長は消防長の制服で式場に到着しました。整然と並ぶ各種消防車を、朱色のオープンカーに乗る消防長、消防局長が検閲。その後、感謝状授与があって、消防職員ならびに団員による堂々の分列行進が開始されました。続いて、京都市消防局が誇る精鋭消防自動車が、赤色灯を輝かせて轍の音も高らかに行進。市民に防火を訴える仕掛け花火が点火されれば、呼び物の古代消防装束行列が始まりました。時代劇さながらの纏姿の大名火消し。これは珍しい僧侶たちの社寺火消しです。大正時代の消防の花形、蒸気ポンプも懐かしい姿を見せました。梯子自動車も加わって一斉放水が行われ、二条城前を七色の虹で彩り、午前のスケジュールを終わり午後1時からは各隊寒風をついて市中行進に移りました。行進は二条城前を出発、堀川をして(?)四条通から河原町を北上。各所で歓迎の花吹雪を浴び、意義ある今年の消防出初式を終わりました。

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