「ごみの山」を公園に~伏見区横大路。西部清掃工場建設工事(大江)(102-5)

「京都ニュース 「ごみの山」を公園に 京都市広報課」いやな臭いや煙で評判の悪かった、伏見区横大路のゴミの山。十数年来、ここに積み上げたゴミや灰は、80万t。これではならじと、富井市長は、46年までにゴミの山を緑の丘に変えることにしました。このため隣に買収した土地は西京極球場の10倍。ここに、8t積みダンプで6万台分のゴミを移し替えます。埋立地には土をかぶせて運動公園にと、夢は広がります。この工事に必要な経費は、およそ8億円。横大路一帯は、緑に包まれた憩いとスポーツの広場として生まれ変わろうとしています。一方、年々増えるゴミに備えて、右京区の大江に西部清掃工場を建設。ゴミは、今では5年前の2倍。市内から1日およそ1300tも吐き出されます。46年に工場が完成すると、1日に600tを処理します。煤煙の出ないオートメーション装置など、設備も完全。まず始めた工場への道づくりも、国道をまたいで立体交差。交通を止めないために真夜中の大工事。係員は真剣そのもの。この西部清掃工場の建設費は、しめて21億円。1日も放っておけないゴミの処理。清潔な環境と住みよいまちづくりを目指して、作業は着々と進んでいきます。