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絵師:長谷川貞信〈1〉
出版:幕末~明治初期
判型:大判錦絵14枚揃
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0328切組燈籠絵は、大判や細判の1枚から複数枚に詰め込んで描かれた人物や建物、樹木、背景などのパーツを切り抜き、貼り合わせて組み立てる絵で、立版古、組上燈籠絵、組上げ絵などとも呼ばれる。お盆の供養に作られる燈籠が江戸時代中ごろに玩具化したものといわれ、明治・大正期まで夏の風物詩として、家の前にろうそくの火を入れて飾り、夕涼みの人々の目を楽しませた。
本資料は、大坂を代表する浮世絵師で切組燈籠絵も数多く手がけた初代長谷川貞信の作で、大判14枚組という他に類を見ない大がかりなものである。その内容は、『仮名手本忠臣蔵』の大序から討入りまでの各段の名場面を巧みに配置した、まさに「忠臣蔵大パノラマ」を組み立てるという趣向である。01「十四枚続之内 壱」に「組上略図」が描かれており、この図を参考に組み上げていくことになる。大阪心斎橋安堂寺町の版元富士屋政七から出版されたもの。
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