B2-15-02 忠臣蔵 十段目 由良之助 中村芝翫

絵師:国周
出版:明治8年(1875)
判型:四つ切判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0121_19

 「忠臣蔵 十段目」となっているが、明治8年(1875)3月の東京・新富座における『天満(てんまん)宮国字掛額(ぐういろはのかけがく)』に取材したものとみられている。四つ切判24枚揃で、「大序」から「十二段目」まで各段2枚1組となっているが、「八段目」以降は実際の配役とは異なる部分もある。本図の由良之助は4代目芝翫の似顔で描かれているが、実際の舞台では5代目坂東彦三郎が勤めた。