A5-15 仮名手本忠臣蔵 十一段目

絵師:国貞〈2〉
出版:嘉永4年(1851)~嘉永5年(1852)
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市教育委員会市史編さん室
作品番号:AkoCH-S0001-11

嘉永4、5年(1851、2)に刊行された横大判12枚揃の1枚。戦闘シーンよりもむしろ十一段目を描く際の定番と化した感のある師尾討取りの場面を描く。師直を押さえつける者、槍で突きかかる者、同志に合図の呼子笛を吹く者、そして判官形見の刀を示す由良之助が描かれ、奥の邸内では戦闘が続いている。