2.2.2.〈5〉岩井半四郎
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絵師: 国貞〈1〉
判型: 大判/錦絵
上演: 文政9年(1826)3月 江戸・市村座
外題: 富岡恋山開(とみがおかこいのやまびらき)
配役: 玉屋おゑん〈5〉岩井半四郎
画中文字: 春来れは人の心や柳島 杜若
資料番号:arcUP5550 所蔵:立命館大学ARC。5代目岩井半四郎 安永5年(1776)~弘化4年(1847)
岩井半四郎の代々は、3代目までは上方の立役であったが、4代目から女方の役者となる。
5代目岩井半四郎は、4代目の子。美貌の役者として知られ、浮世絵でもぱっちりとした目、受け口で描かれており、「眼千両」と称された。文化・文政期の女方の第一人者となった。代目の長男は、六代目岩井半四郎(粂三半四郎)となり、次男も七代目(紫若半四郎)を襲名し、文政5年(1822)には、三人揃って江戸三座の立女方(たておやま:その一座の女方の最高位の女方)になった。五代目は、早くに亡くなる二人の息子よりも長生きし、60歳を過ぎても娘役が似合ったと言われる。父の芸風を継承し、本図のような辰巳芸者や悪婆を得意とした。
なお、八代目は、七代目の子が襲名し、幕末から明治まで立女方を張り、平生から女性としての身なりや生活をしていたと言われる。(赤間)
