2.1.2.〈4〉市川小団次
-
-
絵師:豊国〈3〉
判型:大判錦絵
上演: 文久1年(1861)10月 江戸・守田座
外題: 増補双級巴(ぞうほふたつどもえ)
配役: 石川五右衛門 〈4〉市川小団次
資料番号:arcUP5956 所蔵:立命館ARC。四代目市川小団次 文化9年(1812)~慶応2年(1866)5月8日
市川米蔵として文政5年(1822)11月大阪角芝居で初舞台。文政12年(1829)に〈7〉市川団十郎の門下となり、市川米十郎と改名、天保15年(1844)正月33歳で市川小団次を襲名。弘化4年(1847)11月に江戸に移って活躍した。小団次は小柄で容貌に恵まれず、声もよくなかったが、演技や演出に工夫を凝らし、幕末の世相の中で庶民の姿を写実的に演じた。門閥外から実力で座頭まで務めた稀有な役者の一人である。小団次の芸風を踏まえて、河竹黙阿弥による優れた台本が書かれ、現在でも上演される数々の名作が生み出された。(赤間)
