2 東海道中膝栗毛 初編

享和2年(1802)~文化6年(1809)←東海道編のみ
hayBK03-0660

弥次さん喜多さんが数々の失敗を重ねながら旅をする十返舎一九作の滑稽本『東海道中膝栗毛』は、江戸から京都・大坂までの東海道編が予想外に好調であったために、金毘羅や宮島、善光寺などへ旅をする続編も次々に刊行された。
林美一コレクションには、明治維新前後の他の作者による模倣作も含めた多くの「膝栗毛物」が所蔵されている。