首里城
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2019年10月31日に発生した火災によって正殿を含む建物8棟が焼損した。これまでの復興事業は完成まで内部の様子を見ることはできなかったが、首里城では「見せる復興」というキーワードを掲げ修復事業の様子を観光客が見学できるようにした。観光客が参加できるようなボランティア活動も行われ再利用するための瓦を砕いて顔料の材料とする工程に予約なしで参加できるなどの活動が行われた。これらの活動により私の個人的な感覚であるが、修復中も多くの観光客が訪れていたように感じた。先ほども述べたように顔料については平成の修復時には現代のもので代用していたが、当時使われていた種類の特定が可能になった。これにより修復により災害前の姿に戻すだけではなくより正確な状態にアップデートすることになった。また、木が修復に使えるようになるまでには50年以上かかるといわれており、これを機に今後の修復活動で使うための苗木づくりが行われ、未来に向けての城の保全の意識が高まるきっかけとなった。
