松前城

松前城は江戸幕府が諸外国の侵入に備えて1849年に松前藩に築城を許可した城である。兵学者の古川一学によって築かれ、軍学に基づいて築かれた最後の日本式城郭である。本丸、二の丸、三の丸に加えて7基の砲台と25門の大砲を備えていた。海側の守りを重視して作られたため背後は手薄になっており、戊辰戦争では旧幕府軍に背後から攻められて落城した。明治維新後に取り壊されるも天守は国宝に指定された。1949年に焼失するも1961年に再建された。

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