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No.16
No.16A 磨いた板(再利用の板)
奈良大学博物館所蔵(T2536)
横39.7×縦20.7×厚1.5cm
No.16B 磨いた板 奈良大学所蔵(T2527)
横54.8×縦16.5×厚2.7cm
№16Aは、No.15の段階からさらに表面を削り、磨いた状態の版木。別の本の版木として利用されていた際の入木の痕跡を見ることができる。№16Bは全く利用されていない板。未使用だけに板が厚く、初刻の際にどのような厚みの板が準備されていたのかを知ることができる。この状態で保存されている時にも、防虫用として墨が塗られていたようである。