趙州狗子

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ちょうしゅうくし


画題

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解説

画題辞典

趙州狗子は禅家の公案なり、趙子和尚、池州南泉禅師の法嗣なり、曹州郝郷の人、初め本州扈通院に従ひ、後南泉に参す、唐乾寧四年十一月二日寂す、百二十歳也、趙子狗子は無門関四十八則の第一則にして、最も真髄と推さるゝ所なり。曰く、「趙子和尚因僧問、狗子還有仏性也無、州曰無」、唯一語「無」に無限の意を寓せり、此公案又狗子仏性を以て知らる、古来好個の画題たり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

いぬ「」の項、くしぶっしょう「狗子仏性」を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)