つっこみづかい
操り人形の遣い方の一つ。 人形には糸操りと手遣いと二種あるが、その手遣い式の一つで、初世竹本義太夫の協力者であった辰松八郎兵衛が活躍した元禄の頃は、人形遣いが人形の裾から両手を突込んで、一人で遣う突込み遣いの形式であった。これがのちには三人遣いに発達した。