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画題

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解説

東洋画題綜覧

支那上古、夏朝の祖、黄帝曽孫と伝へらる、姓は姒氏、名は文命、父の鯀〈こん〉が舜帝の命を受けて水を治めたが功が挙らず誅せられたので、禹はその業を続いで司空となり、専心治水の事に従ひ、前後十三年一回も家にかへらず、遂に功成つて九州を開き地の宜しきを相して貢物を献ぜしめ、夏伯に封ぜられ伯禹といひ、民望が一身に集つたので遂にの禅りを受けて帝となり、安邑に都し国を夏と号した、在位八年東方に巡狩して会稽山に崩じた。

商の湯王、周の文王と共に三王の一人といふ(其項湯王文王参照)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)