祇園祭

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貞観11年(869)に、牛頭天王の怨霊を鎮めるために始まったと伝えられる祇園社(八坂神社)の祭事で、現在では7月1日からの一ヶ月をかけてとり行われる。もともとは祇園御霊会や祇園会と呼ばれ、旧暦5月1日から6月17日までの行事であった。5月晦日には鴨川の水で八坂神社の神輿を洗い清める神輿洗の神事があり、その際には祇園の芸妓がさまざまな仮装をして練り歩く、練物行列が行われていた。芸妓たちの扮装は、その時々の時事的話題を盛り込むなど工夫が凝らされたもので、祭りの見どころのひとつとして浮世絵にも描かれる。

「祇園会山鉾之図 鶏鉾」や「祇園御霊会行列図」にみられるように、山鉾の巡行は、6月7日の先の祭りと、14日の後の祭りの二日に分けて行われていた。現在の祇園祭と、江戸時代のそれとは形態が異なっていることになる。