清涼山

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せいりょうざん


画題

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解説

東洋画題綜覧

清涼山は『大明一統志』に『五台山在五台県東北一百四十里、曰清涼山者即北也、台分東西南北中、寺宇壮麗也』とあるから、清涼山は五台山の北にあるのであらうと、又『華厳大疏』には

清涼山、即代州雁門郡五台山也、於中現有清涼寺、以歳積堅泳、夏仍飛雪曽無炎暑、故曰清涼、五峰聳出頂無林木有如塁土台、故曰、五台。  (仏教辞林))

と、文殊師利菩薩の居所として伝へられ、その名喧伝され、山水画にも間々現はれる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)