浄瑠璃草紙

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じょうるりそうし


画題

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解説

東洋画題綜覧

小野お通が『浄瑠璃十二段草紙』に拠る絵巻で、筆者は岩佐又兵衛と伝へらる、(大橋新太郎氏蔵)源牛若丸が、奥州へ下るとき、矢矧の宿で長者の娘浄瑠璃姫の琴の音に合せて笛を吹きすさび、遂に一夜の契を結んだが、其後牛若丸が駿河の国吹上の浜で病にかゝり打ち葉てられてゐるのを浄瑠璃姫に助けられ、牛若丸は姫の介抱により病癒えて奥州へ下るといふ筋で、此の絵巻は平家全盛時代を偲ぶ豪華な室内装飾、調度衣服、庭園建築等、精緻雅致を経めてゐる十二巻のものである。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)