木米

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もくべい


画題

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解説

東洋画題綜覧

平安の陶工、姓は青木、名は八十八、因つてその姓の一字と名を縮めて木米といひ、又、九々鱗と号した、中年耳が聾したので、聾米ともいふ、陶に巧みに絵をよくし、その作品には洒脱の味があつて愛せられ、頼山陽、田能村竹田等と交り深く、山陽は殊に木米の作を推賞してゐた、天保五年歿年六十七。  (木米墓表)

村岡応東筆  『木米と客』  第十三回帝展出品

安田靫彦筆  『聾米』    墨心荘絵画展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)