拾遺古徳伝

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しゅういことくでん


画題

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解説

画題辞典

拾遺古徳伝は法然上人の伝記なり。法然上人の条を見よ。

常陸常福寺所蔵拾遣古徳伝絵詞九巻(国宝)、常陸無量壽寺所蔵拾遺古徳伝絵詞残闕一巻(国宝)

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

拾遺古徳伝は全九巻あつて覚如の撰、源空即ち法然上人の絵伝である、正安三年冬、門人長井道信の請によつて、同十一月十九日から十二月五日に至る間に作つたもの、凡そ七十二段あつて絵は土佐法眼の筆、文は覚如上人である、常陸国那珂郡上宮寺の宝物、水戸黄門これを見て、所望する処あり、即ち黄門に贈つたので、その褒美として寺に山を寄進した、後、黄門卿は之を菩提寺の浄土寺に寄進された、これが今同国瓜連村常福寺に蔵する国宝の九巻で、その外常陸国無量寿寺に残欠一巻を蔵し、また国宝に指定されてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)