じょうしき
歌舞伎では大道具、小道具、衣裳、鬘その他が、芝居や役柄、演技などによって一定しているものがある。これを定式といい、定式道具、定式幕などはその一例。また舞台へしきつめる縁薄のことも定式といい、これに対して特に指定のある時に使う本物の畳を「本畳」とい って区別している。