つぼうちしょうようTubouchi Shōyō
新文学論を発表し、史劇、舞踊劇を改良し、また新劇運動を展開し、シェークスピア劇を翻訳するなど、明治大正昭和を通じ日本の劇文壇の先駆者であり、すぐれた啓蒙的文芸家。文学博士。本名は雄蔵。安政六年(1859)美濃に生まれた。東京大学卒。
昭和三年その功績を記念して、長く教壇に立った早稲田大学内に演劇博物館が建てられた。
昭和十年七十七歳で没。作に「お夏狂乱」「桐一葉」「沓手鳥孤城落月」等。
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