せかいさだめ
歌舞伎年中行事の一、立役者、座元、座頭、立女形等が参加して、顔見世狂言の背景となる時代・題材を定める企画会議で、旧暦九月十二日に行われた。この式によって、「太平記の世界」「義経記の世界」等々の一つがえらばれ、作者はこれによって執筆にかかった。