けいせい雪月花

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けいせいせつげつか


総合


歌舞伎

三世中村歌右衛門、筆名金沢竜玉(かなざわりゅうぎょく)の作。典型的な上方狂言で、天保元年(1830)歌右衛門自らが初演。通称「雁のたより」。 浅香の若殿は家を出奔、五郎七と名のって髪結となっている。その許婚者が、ある殿様の愛妾となっていて、五郎七が店を出している有馬の湯治場でめぐり合うという筋。五郎七が愛妻司のにせ文で逢引に行こうと有頂天になるところの滑稽味に、上方特有の味がある。「向うに見ゆるはありやさ、あれは河内屋の紋どころ、延若さササ延若さ・・・・・・」等の唄が挿入されているが、後に初世実川延若が演じてよく、二世延若も当り芸とした。